Report — 事故図鑑

公開されたAI製アプリは、
どこに穴を開けていたか。

公開済みのAI製アプリ約9,700件を解析した、自社による予備調査の結果です。多くが「動いている」一方で、誰でも触れてしまう穴を抱えていました。

sample  N = 3,970
stack  supabase × lovable
type  自社による予備調査
CRITICAL
0%

誰でもデータを書き換えられる

行レベルの保護がなく、第三者が読み書きできる状態。

2,685 / 3,970 件

CROSS-STACK
0 ツール

種類のAI生成ツールを横断解析

プラットフォーム内蔵チェックにはできない、独立した横断データ。

Lovable / Bolt / v0 / Create.xyz / Base44 / Databutton / Rork / Softgen

EXPOSED
0%

.env等の秘密情報を露出

APIキーや接続情報が、公開された場所に置かれている。

N = 3,970

The paradox

実際に作って公開した人ほど、危ない。

公式が用意した「お手本リポジトリ」では、事故はほぼ見つかりませんでした。穴が集中していたのは、実際に作って世に出したアプリのほう。動かすことと、安全に出せることのあいだには、まだ距離があります。

appdock — compare
official-template/
issues  ≈ 0
shipped-by-builders/
data writable  67%
unsafe code    75%
secrets exposed 57%

何を「事故」として数えたか

data-access

データが誰でも書き換えられる

アクセス制御が設定されておらず、本来は本人しか触れないはずのデータに、第三者が読み書きできてしまう状態。この状態は、AI生成ツールがSupabaseのアクセス制御(RLS)を初期設定のまま公開してしまうことで起きます(firebase や BaaS なしの構成ではほとんど見られませんでした)。

code-pattern

危険なコードパターン

入力をそのまま信用する処理など、悪用されうる書き方が残っているもの。動作はしても、攻撃の入口になりえます。

secrets

秘密情報の露出

APIキーや接続情報といった「鍵」が、公開される場所に含まれている状態。第三者がそれを使えてしまいます。

methodology ── 公開済みのAI製アプリを対象に、自社で予備的に解析(N=3,970/supabase×lovable)。割合は概数で、安全性を保証するものではありません。検出されない問題が残る可能性があり、個別のサービス名は含みません。

あなたのアプリは、この67%の中にいないと言い切れますか。

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